コンピュータシステムの理論と実装(nand2tetris) | 2章ブール算術

2章の中で重要なポイントを章内をまたいでまとめていきます。

要点:
- chapter1の算術演算も論理ゲートで表現できる。
- 算術演算と論理演算が可能なALUの作成が目標。

加算器について:
同じ内容が異なる視点で説明されているので、その対応関係を掴むことが重要。
- 2.1の最下位ビットの和が2.2.1の半加算器に対応。a,bは足しあげる対象のビット、sumは和を計算した際の同じ桁の値、carryは繰上げの値にそれぞれ対応する。
- 2.1のその他のビットの和が2.2.1の全加算器に対応。反加算器にcを追加したことにより、一つ下の桁からの繰上げの値が取得できている。

ALU実装のポイント:
- 条件分岐にはMux系が使える。
- 全体の流れは考えつつも、個々の処理で何を入力し、何を出力したいのか考える。